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攻撃の中のスピーチ
先ほどまで、某自動車メーカーのアメリカでの公聴会のニュースを観ていました。

トーストマスターズの上級スピーチプログラムである、AC(Advanced Communication)マニュアルの課題の一つに、「攻撃の中のスピーチ](Speaking Under Fire)があります。これは、論争の的になっている事柄について、敵対する聴衆が論争の当事者の立場を考えるようになる様なスピーチを準備する、という目標で行なうものです。公聴会のニュースを観ていたら、真っ先にこのスピーチ課題を思い浮かべてしまいました。もっとも現実の方はとても相手の立場を考える様な状況ではありませんでしたが。

原題は " Under Fire " つまり、戦場で放火を浴びる様な状況で、ということですから、アメリカの人の方がもっとピタリとしたイメージが湧くのかな、と思います。そしてこのような課題が設定されている所に、トーストマスターズのプログラムがアメリカ発祥のものである、ということを感じます。このスピーチにはスピーチの他に質疑応答の時間が設定されており、自分がそのような状況に遭遇した際の学びとなります。

同じような課題で、企業の危機をメディアに伝える戦略を学ぶ、「危機管理のスピーチ」(Crisis Management Speech)というものもあります。これらのスピーチプログラムにアメリカ文化を垣間見ることができると同時に、通常ならまず体験しないようなことをロールプレイを通して学べる所がTMの面白いところです。
| プログラム | 23:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
今朝、今日、今夜、のトーストマスター
トーストマスターズクラブはトーストマスターの集まりです。

入会された方は一人一人がトーストマスターとなりますが、その中でも総合司会を務める方は「今日のトーストマスター(Toastmaster of the day)」と呼んで区別します。また、通常この呼び方は主に午後に例会を行っているクラブで使われ、午前や夜間に例会を行うクラブでは、それぞれ「今朝のトーストマスター(Toastmaster of the morning)」、「今夜のトーストマスター(Toastmaster of the evening)」と呼ぶ場合もあります。

さらに、事前の連絡や、会員同士の会話では、「××のトーストマスター」と一々言うのは長いので、省略して呼ぶこともあります。この場合、日本語ではうまく省略できないので、例えば「今日のトーストマスター」なら "TMOD" とまず英語の省略形になり、発音する場合はそれを「ティーモード」と小洒落た呼び方にしているようです。最もこの呼び方は主に神奈川のクラブに多いようで、他の地域では、"TOD" と略されているクラブもありました。各単語の頭文字を取るなら、省略という意味ではこちらの方が適切かも知れません。

一方、夜のクラブでは、"TME" と略されることが多いです。私は首都圏在住なので、主に東京近辺の事情しか知りませんが、東京の平日夜間クラブではこの呼び方が一般的です。

他の役割では、「総合論評(General Evaluator)」を「ジェネエヴァ」と略す方もいるようです。 原語は英語でありながら、省略されると妙に日本語らしさを感じますね。また時間帯や地域で呼び方が変わるのも、それぞれの属性が感じられて興味深いです。
| プログラム | 12:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
一言の感想、そして表彰
自分の話したことに対して何か感想が欲しいと思いませんか。

自分が何かを話すときは聞き役がいて、話が終わった後で何か感想の表明があると嬉しいですね。相槌を打つことがいい聞き役の条件の一つとはよく言われますが、スピーチをしているときに聞き手が「うんうん」と頷いてくれているのを見つけたときはついつい嬉しくなってしまいます。トーストマスターズの例会では、「論評と投票のための用紙(BALLOTS AND BRIEF EVALUATIONS)」と題された用紙が毎回配布されます。この用紙には色々な記入項目があり、上から順にスピーチをされた方へのコメント、司会役のトーストマスターへのコメント、最優秀論評者の投票、最優秀スピーカーの投票、最優秀テーブルトピックスの投票、というように項目ごとにミシン目を入れて切り離せるようになっています。

スピーチに対するコメント欄には、例会でスピーチをされた方に対して感想や意見などを書いて、例会が終わった後で本人に渡せるようになっています。トーストマスターズのスピーチではスピーチに対して必ず論評が付きますが、それ以外に短くコメントされた用紙を色々な方から書いて頂けるのは、色々な意見を聞くことができて嬉しいですし、また励みにもなります。頂いたコメント用紙はほとんどの方がマニュアルに貼って残しています。私の場合は初級、上級と多数のマニュアルでスピーチをしていますので、コメント用紙が貼られたマニュアルは言葉のアルバムとなり、貴重な資料になっています。

また、例会で複数のスピーカーがいたときは全員のスピーチが終わった後で、用紙の投票欄に最優秀と思われる方のお名前を記入して投票し、毎回最優秀者を決めて例会の最後に表彰します。表彰の場はちょっとした表彰式で、賞状やリボンを贈呈する場合もあります。



スピーチを終えて一言の感想を頂き、あわよくば表彰される。スピーカーを励ますためのちょっとした仕掛けがトーストマスターズの例会にはあります。

(写真と記事は無関係です)
| プログラム | 01:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
限られた時間の中で
限られた時間を有効に使って話せますか。

私たちは普段の生活の中でどれくらい話す時間に気を遣っているでしょうか。学校や会社の朝礼でのいたずらに長い訓話、会議でのまとまりがなく、それでいて長い発言など、話す時間の長さは聞く時間の長さでもあります。もちろん短く簡潔にまとまった話ばかりがいいということではなく、長い話でも聞き手の興味を引き、説得力があれば知らず知らず引き込まれることもあるでしょう。トーストマスターズでは各スピーチに制限時間が設定されており、限られた時間の中で話す練習もしています。

例えば例会プログラムの3本柱であるテーブルトピックス、スピーチ、論評については、

 テーブルトピックス:1分から2分
 スピーチ:5分から7分
 論評:2分から3分

という具合に時間が設定されており、それぞれの経過時間に従って計時係が(有効)、(注意)、(警告)のサインを出して話し手に時間の経過を知らせます。そして制限時間を超過してもなお話し続けた場合は、失格となります。これによって限られた時間の中で有効に話すことが意識付けられます。

また見方を変えると、自分に与えられた時間の中では何を話しても聞き手は黙って耳を傾けてくれているので、話し手としては自分の持ち時間の中でいかに聞き手に興味を持たせて、話に引き込ませるかを考える場にもなっています。特にスピーチの場合は、初級が終了して上級プログラムに進むと10分、20分といったさらに長い時間のスピーチをする課題にも取り組むことになりますが、この時、5分から7分という時間の中で話をまとめる練習をしたことが生きてきます。時間内で話すことに喜びを感じてみませんか。
| プログラム | 01:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
例会、そこで行われていること
トーストマスターズの例会ではどのような事が行われているのでしょうか。

トーストマスターズの基本的な例会プログラムは全世界共通で、1回の例会は次のような流れで進行しています(平日夜のクラブ、90分のプログラム例)。

19:30 開会
19:40 今夜のトーストマスター
19:42 各役割の紹介
19:45 テーブルトピックス
19:55 スピーチ
20:30 論評
20:50 表彰
21:00 閉会

会長による開会宣言、役員報告の後、司会進行を今夜のトーストマスターにバトンタッチします。司会者やその他の役割は毎回交代制で行っています。司会者はまず司会者を補佐する3つ(クラブによっては4つ)の役割の方を紹介します。スピーチの時間を計る計時係、投票用紙を集計する集計係、発言者の文法や表現をチェックする文法係です。

各役割が紹介されると次にテーブルトピックスに移ります。ここで司会者が一旦テーブルトピックスの司会者に交代します。テーブルトピックスとは、司会者が準備した質問や出題に対して、その場で指名された方が約2分という時間の中で即興で答えるものです。テレビの街頭インタビューなどを想像されるとよいでしょう。

TT光景

テーブルトピックスが終わると司会者を再び今夜のトーストマスターに戻し、スピーチの部に移ります。これは即興ではなく準備されたスピーチで、トーストマスターズのスピーチプログラムの課題に沿って、予め自分で考えてきたスピーチを話すものです。入会して最初の間は5分から7分という時間設定でのスピーチが続きますが、プログラムの進度が進むと10分以上のスピーチをする場合もあります。通常は1回の例会で3,4人の方がスピーチを披露します。

スピーチの後は論評の部です。論評はスピーチに対して論評する個人論評と、例会に対して論評する総合論評に分かれ、通常は総合論評者が論評の部の司会を行います。個人論評はスピーチと同じく事前に担当が割り当てられており、1人のスピーチに対して1人の論評者が良かった点、改善すべき点、励ましの言葉などを2分から3分の時間で述べます。個人論評が終わると総合論評者が例会全体の流れについて論評します。

以上が終了した後、最後にテーブルトピックス、スピーチ、論評、それぞれの部の発表者の中から投票により最優秀者を選び、今夜のトーストマスターが表彰します。そして司会を会長に戻して閉会します。

全国どのクラブを見学してもだいたい同じような流れで例会を行っています。「百聞は一見に如かず」です。まずはお近くのクラブを訪問してみて下さい。このブログの LINKS にある日本支部をクリックすると、各クラブの情報を検索することができます。

(本文と写真は無関係です)
| プログラム | 16:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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